2018/8/19(日)札幌記念【回顧】
競馬は復習も大事だって聞いたので。 前記事↓
レースの結果およびレース後の騎手コメントは下記リンクから(外部URL)。藤岡祐騎手のコメントがカッコいい。
ぐろっさの推奨馬
◎サングレーザー…1着
〇モズカッチャン…3着
▲サクラアンプルール…6着
△スズカデヴィアス…12着
☆ゴーフォザサミット…7着
マカヒキを舐め過ぎてました。ホントすんませんでした…。ただ、予想通りの展開になって、サングレーザーが持ち前の瞬発力で差し切ったところは完璧だった。
この日はデムーロ騎手の調子がイマイチで、モズカッチャンが最後方ポツンした時は「終わった…」と打ちひしがれてた。結果的には大博打仕掛けて3着だったけど、サングレーザーが馬群から抜け出すところと、マカヒキが直線で抜け出したのを見た後だと、だいぶ健闘したなと思う。それぐらい上位は抜けてた。
馬券的には紐荒れを期待したけども、ちょっと強欲すぎた。サクラアンプルールは直線見せ場あったんだけど、吉田隼騎手いわく「仕掛けが早すぎた」らしい。次も人気しそうだけど、買い続けたいと思わせる走りだった。
①レース傾向
Point①勝ち馬の4コーナー位置取り【×】
過去10年では「7番手以内」が条件だったけれども、サングレーザーは4コーナー9番手から差し切った。このことから言えることは個人的に2つあると思ってて、それがこれ。
- このレースが例年以上にハイペースすぎた
- サングレーザーの末脚が例年の勝ち馬よりも優秀だった
「マイルが主戦だったサングレーザーが今回勝ち切れたのは、ハイペースを味方にしたから」というのは間違いない。ただ、道中を(7-7-7-9)と追走して、マカヒキ(15-14-13-11)と0.4秒しか変わらない上がり36.8を出したのは、実はすげえことなんじゃないかと思う。
4コーナー手前までサングレーザーの1馬身前にいた、スティッフェリオとクロコスミアの上がりはそれぞれ「37.5」と「37.7」だった。次走以降もこの馬の末脚に注目したい。
Point②上がり3F最速【◎】
ハイペースだから当然といえば当然なのだけど、上位4頭は上がり1位~4位で決まった。上がり3Fは来年も重視したい。
Point③連対馬の馬体重【◎】
こちらも上位4頭は488kg以上の馬で決まった。なぜそうなのか断定はできないけど、荒れた馬場の札幌は馬格がいるようだ。逃げ切るには、一昨年のネオリアリズムのように単騎逃げでないと厳しいだろう。
②データ分析
前走レース
掲示板の5頭は下記の通り。
サウンズオブアースは大健闘。
枠順
- 1枠(1-0-1-10)←サングレーザー①
- 2枠(1-2-1-9)
- 3枠(1-2-5-7)←マカヒキ②
- 4枠(1-2-0-14)
- 5枠(2-1-0-14)←スティッフェリオ⑤
- 6枠(1-1-2-14)←サウンズオブアース④
- 7枠(1-0-0-17)
- 8枠(1-1-0-16)←モズカッチャン③
よくよく見たら3枠の複勝率だけ異常に高い。記事では取り上げなかったが、「札幌芝2,000mにおけるルメール騎手の成績」+「3枠」=馬券圏内確定!(バナナの顔)という予想もできたかもしれない。見落とし。
前走距離
- 半年以上(0-0-1-5)
9か月明けだったマカヒキを叩きだと思い込んで嫌ってしまったが、長期休養明けの結果(※)や騎手・枠順のこともあったように、今回は様々なデータから推奨できることを見落としていた。
※3着1回は、2011年にレッドディザイアが有馬記念14着から8カ月ぶりでの記録(勝ち馬はトーセンジョーダン)。上がり最速の3着だった。
- 2週(0-0-0-8)
中2週だったスティッフェリオは5着と健闘したものの、データ通り馬券外。
③調教
特に言うこともないので割愛。調教の調子が良い馬が好走するかは展開次第であって、調子が悪そうな馬を切るのに調教は役に立つ。未勝利や新馬は調教が良いだけで勝っちゃうこともあるけどね。
④展開予想
今回のレースに関してはみんな予想できたと思う。サングレーザーが思ったよりも前目につけたことや、モズカッチャンが最後方に行ったときはどうなるかと思ったけど、そんな心配をする必要もなかった。
今年は逃げ先行馬が揃い過ぎたから、例年と一緒くたにして考えるのはまずいかもなあと思うくらい。展開予想、大事、ゼッタイ。
-おわり-