ウキウキぐろっさの競馬予想

データ派(ガバガバ)のレース展開予想を解説するよ

2018/06/10(日)エプソムC

久々の更新になってしまった。

 

今年の5月もあっという間で最the高でしたね。ダービーはだいぶ荒れた決着になってしまいましたが、福永祐一騎手が平成最後のダービージョッキーを勝ち取ったのは感動的でした。

 

それから、17年のPOG指名馬アーモンドアイが圧倒的な末脚で2冠を達成して、個人的にめっちゃ嬉しかったです。牝馬3冠を獲って、ジェンティルドンナと肩を並べる名牝になってほしいなあ。

 

18年のPOGもこれからすごく楽しみです。

 

さて本題へ入りましょう。

 

東京11R エプソムC(GⅢ・芝1,800m)

昨年は、前走1,400mの京王杯SCから参戦したダッシングブレイズがまさかの勝利。

 

残り200mあたりで「お前じゃな゛い゛っ!!!」って叫んでたのは記憶に新しいです。馬券は当然外れました。

 

今年はあんな目に合わないためにも、しっかり傾向を見てから決めます。

 

ぐろっさの推奨馬

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◎ダイワキャグニー

〇グリュイエール

アデイインザライフ

△サトノアーサー

サーブルオール

 

◎ダイワキャグニー

僕の推し馬の1頭。東京開催は(5-0-1-2)で、着外になったのはダービーとハナ差で負けた毎日王冠のみ。1,800mに限れば(3-0-0-1)。

 

大本命ではありますが、初の重馬場、鞍上が変わったことによる脚質変更(先行→差し)、あまり成績の良くない前走メイS組などなど…不安材料はたくさんあります。

 

しかし!天才ジョッキー横山典弘にすべて任せます!お願いノリちゃん!!!!!

 

横山典弘騎手の東京1,800m成績は(11-3-3-28)で、勝率24.4%もあります。(1番はMデムーロ騎手の30.6%)

 

ぶっちゃけ、この馬2着固定にするのが一番デジタルだと思うよ。

 

〇グリュイエール

詳しくは後述してありますが、先行して脚が使える点や、不良馬場での調教時計が大変良いため、対抗筆頭に選びました。

 

前走の府中Sはドスローになった恩恵もありますが、道中2,3番手からレースを運んで上がり33.7秒(最速は33.3秒)の脚を使えています。

 

それも2年1ヵ月の長期休養明けで高いパフォーマンスを発揮してくれました。今回は明け2戦目で、さらに良いパフォーマンスが見れそうです。

 

アデイインザライフ

近2走は見せ場のない競馬になってしまいましたが、重賞実績(新潟記念勝ち)のある同馬。この馬も実は東京巧者で、(3-1-2-1)と着外は4着1回のみです。

 

最大の強みは、どの位置からでも安定して上がり最速の脚が使えるという点。中団より後ろからがほとんどですが、稍重の馬場でもしっかり伸びてくる堅実さを評価します。

 

また国枝厩舎は東京1,800mと相性が良く、(13-5-4-33)で勝率23.6%とぶっちぎりのトップ厩舎です。(2位は8勝の尾関厩舎)

 

不安なのは、馬が終わってしまった可能性がある点。調教動画がJRA-VANに挙がってなかったので、当日の返し馬次第ですね。

 

△サトノアーサー&☆サーブルオール

サトノアーサーは大外枠が厳しいのもありますが、テン乗りの戸崎騎手がいきなり手綱を捌けるのかが心配。前走ではダイワキャグニーに迫っているので、抑えで。

 

サーブルオールは連勝しており東京も相性が良いのですが、いかんせんまだ準オープンを勝ち切ったばかり。さらに、体質の関係で強い調教ができないことが少しネックなので、こちらも抑えまで。

 

①レース傾向

Point①人気馬の好走が多い

過去5年を振り返ると1~8番人気の馬で決着しており、そこまで荒れないレース傾向。(1-2-3-4)人気以下で見ると(3-2-2-8)で、毎年3人気以内のうち1頭は馬券に絡んでいました。

 

Point②人気4歳馬の好走が多い

過去5年、馬券に絡んだ4歳馬は15頭中8頭。特に、過去10年で1番人気になった4歳馬は1着2着ともに4回ずつと、連対率約80%です


<例外の年>

※2014年 1番人気 4歳マジェスティハーツ 6着

※2013年 1番人気 5歳アトノアポロ 7着

※2009年 1番人気 5歳ヒカルオオゾラ 2着

 

Point③前走大敗からの巻き返しが多め

(Point①と若干矛盾していますが)それぞれの前走レースを見てみると、5着以下に敗れた馬が15頭中8頭。これらの馬の共通点は以下のどちらか。

  • この条件(東京芝1,800m)で上がり最速の脚が使える
  • 先行して上がり33秒後半から34秒前半の脚が使える


②データ分析

前走レース

今年の出走馬の主な前走レースと、過去10年成績は以下の通り。

ご覧の通り、前走重賞組はやっぱり好成績ですね。ただ、今年は重賞上位組がほぼいないため条件戦で好走した馬が軸となるか。

 

前走メイS組が5頭もいますが、成績は控えめに言ってもよろしくないところが最大の不安材料…。

 

枠順
  • 1枠(2-0-1-15)
  • 2枠(1-1-3-13)
  • 3枠(2-1-1-15)←〇グリュイエール
  • 4枠(1-3-1-15)←☆サーブルオール
  • 5枠(1-1-0-18)←◎ダイワキャグニー
  • 6枠(2-1-1-16)
  • 7枠(0-1-1-25)←▲アデイインザライフ
  • 8枠(1-2-2-23)←△サトノアーサー

これといった飛び抜けて有利な枠はない模様。

 

前走距離
  • 1,400m(1-0-0-9)
  • 1,600m(4-4-2-28)
  • 1,800m(2-4-3-40)
  • 2,000m(3-2-5-43)
  • 2,100m以上(0-0-0-17)

昨年のダッシングブレイズを除いて、1,400mと2,100m以上は馬券絡み無し。該当するのはスマートオーディンマイネルミラノ

 

意外なのは、1,800mよりも1,600mの方が好成績という点。該当するのはベルキャニオンとアデイインザライフだが果たして。


③調教

今週は中間で天候が崩れる日があったため、各馬によって調教馬場が良だったり不良だったりしてます。当日も台風で天候が悪いことを考えると、不良で好タイムを残している馬の印を上げるべきか…悩みどころです。

 

3枠5番 グリュイエール

単走。栗東坂路の不良馬場を(52.0-37.8-24.8-12.6)。不良馬場でこの好タイムを出せるということは、悪天候馬場は一番向いている可能性が高い。

 

8枠16番 サトノアーサー

併走。栗東CWの不良馬場を(53.5-38.9-11.6)。同じく、不良馬場でしっかりと末脚を使えることをアピール。走りの重心が低く馬なりに見えるので、さらに上があるのでは。

 

5枠10番 ダイワキャグニー

単走。美浦南Wの良馬場を(69.1-53.9-40.1-13.0)。いつも調教でそれほど早い時計を出す馬ではない(記憶が合っていれば)ので、タイムはおいといて、鞍上の動きにすぐ反応して大きなストライドで走っているので状態は良さそう。



④展開予想

 

今回はフルゲートにはならなかったものの、16頭もいるので展開予想が重要になりそう。

 

結論から言うと、スローペースにはならずミドルペースにはなると考えています。

 

今年は内枠に先行馬、外枠に差し・追込馬が分かれるような順番となりました。3枠6番のハクサンルドルフは下げて、6枠12番のマイネルミラノは先行すると思いますが、それ以外は概ね分かれています。

 

そのため、内枠の馬たちはすんなり好位を取りに行くでしょう。もしそのまま内枠の先行馬同士で争ってくれれば、外枠差し決着が濃厚です。

 

しかし、ここ最近の東京競馬場の馬場傾向や悪天候で重馬場になることを考えると、ペースが流れても前残り決着のパターンは考えておいた方が良さそうだと感じます。泥をかぶってやる気がなくなる馬もきっといるだろうから。

 

 

 

以上、エプソムCの予想でした!!