ウキウキぐろっさの競馬予想

データ派(ガバガバ)のレース展開予想を解説するよ

2018/03/24(土)日経賞

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今週は重賞が4つもある。ただ時間的に厳しいので2レースくらいしか週末に書けねえ!

 

そういえばブログをちょっと改善して、はてなブログへログインしなくてもコメントを書き込めるようにしました。みんなでいろいろ書き込んで楽しんでね。

 

では本題へ。

 

中山11R 日経賞(芝2500m)

昨年はディーマジェスティが3馬身差の圧勝。

 

今年は15頭が登録。

 

過去10年の傾向としては、勝ち馬は1~4番人気の馬から決まることが多い。一方、6~9人気の馬が3着以内に入ることも多い。買い方次第では、芸人がたくさん出来上がるね。

 

昨年なんかは、シャケトラ→ミライヘノツバサ→アドマイヤデウス(4-7-6人気)で決まって普通に外したよね。(1~3人気は、ゴールドアクターレインボーラインディーマジェスティ)

 

それに比べると今年は人気馬が頼りなく、普通に飛ぶんじゃないかなという予想になりました。

 

ぐろっさの推奨馬

◎トーセンバジル

〇サクラアンプルール

▲ガンコ

△キセキ

☆ロードヴァンドール

今回はまず、◎〇▲に推した3頭を簡単に説明していきます。

 

◎トーセンバジル

前々走の京都大賞典を高く評価。3番手でレースを進めて、4コーナーで2番手に。そこから上がり4位(3F36.2)の末脚で2着をもぎ取る強い内容。

 

鞍上がデムーロ騎手に乗り替わり、おそらく1番人気のキセキをよく知っていることはプラス材料になるかなと。

 

中山は久々だけど、坂のある阪神でも結果を残してるので期待大。

 

〇サクラアンプルール

昨年の有馬記念の再現ができれば強い。着順はドベだったけど、レース映像を見ればわかる通り、直線で進路を塞がれて鞍上が立ち上がるほどの不利があった。

 

あと、鞍上が田辺騎手に乗り替わるのもプラス。過去5年、シャケトラやホッコーブレーヴといった似た脚質の穴馬で馬券に絡んでる。

 

▲ガンコ

芝に変わってから安定して先行している馬。

 

前々走の日経新春杯では、勝ち馬に0.2秒差かつミッキーロケットに4馬身先着。前走では、先週1600万下を勝ち上がったアドマイヤロブソンに3馬身半差の圧勝と、重賞級の実績。

 

今年成績が良い藤岡佑騎手というのもプラス。ただし中山が初なのでこの評価にした。

 

①レース傾向

過去10年の傾向から見ると、勝ち馬は以下のどちらかあるいは両方を満たしている。

  • 4コーナー5番目以内
  • 上がり最速

 

特に前者は、馬券に絡んだ30頭中19頭が該当するように、いかに中山が先行馬に有利なコースなのかがよくわかる。これに対して、6番手以下の後方から勝ち切った馬は2頭のみ。(2017年シャケトラ、2010年マイネルキッツ)

 

ただ先週土日の傾向では、レースレベルが上がるほど好位差しが決まってる。そのため極端な追込はマイナスだけど、上がりが優秀な馬は抑えておいた方が良い。

 

②データ分析

土曜開催なのに金曜に枠順決まるの遅くない?

 

前走レース

今年の出走馬の主な前走は以下の通り。有馬記念(3-4-1-5)が一番優秀だけど、サクラアンプルールだけが前々走という流れ。

 

※一部の出走馬は省略

 

キセキ、トーセンバジルは海外帰り。ガンコは条件戦と、人気馬がデータではちょっと買いづらい。なので飛んでも全然おかしくない。

 

条件戦の各馬にはマイナスなデータ。だけど今年は古馬GⅠで活躍している馬がいないので、一波乱が起きることを期待。

 

枠順

日経賞は毎年出馬数が変わるので、枠順のデータがちょっとわかりづらい。

 

以下は過去10年の枠順成績。

  • 1枠(1-2-0-8/11頭)
  • 2枠(0-0-2-11/13頭)
  • 3枠(0-1-0-16/17頭)
  • 4枠(1-1-3-13/18頭)
  • 5枠(2-3-1-13/19頭)
  • 6枠(3-2-0-14/19頭)
  • 7枠(1-1-3-14/19頭)
  • 8枠(2-0-1-17/20頭)

これつくるの面倒だな。

 

見てわかる通り、勝率トップは6枠(15.8%)。ただし連対率では1枠(27.3%)、複勝率では5枠(31.6%)の方が優秀。

 

逆に、有利な印象のある2枠と3枠は勝ち馬もいないので微妙なところ。2枠3番チェスナットコート、3枠4番ロードヴァンドールにはマイナスなデータか。

 

ジョッキー

今回騎乗する主なジョッキーの過去10年の日経賞成績(五十音順)。

  • 蛯名(3-0-1-5/9回)
  • 武豊(0-1-1-0/2回)
  • 田辺(1-1-1-3/6回)
  • デム(0-0-0-3/3回)
  • 戸崎(0-1-0-4/5回)
  • 福永(1-2-1-2/6回)
  • 藤岡祐(0-1-0-0/1回)
  • 横山典(0-1-0-7/8回)
  • ルメ(0-0-0-1/1回)

これも大変だった。

 

勝率トップは蛯名Jだが、近5年は2016年マリアライト3着以外微妙。続いて、福永Jや田辺Jが安定した成績。

 

一方で、MデムーロJ、戸崎J、横山典Jは信用しづらい結果に。

 

ただトップジョッキーの騎乗回数が少ないので、まとめてみたものの参考にしづらいデータになっちゃった。

 

③調教時計

良く見えた2頭をピックアップ。今回はVANの調教動画のみ参考。

 

4枠7番 トーセンバジル

栗東CW不良で(84.5-67.5-52.4-37.6-12.1)。持ったままで僚馬を突き放す。しかも不良馬場なのに好時計。

 

6枠11番 サクラアンプルール

美浦坂路良で(54.2-39.0-25.6-12.5)。強めに追って僚馬に少し遅れるものの、走り自体はやる気がある。「中間からプールと併せ馬で入念に調整(引用:競馬ラボ)」とのことで、期待。

 

④展開予想

「レース傾向」でも言った通り、先行有利な一方で好位差しも決まることが多い。だから軸は安定した先行馬で良いと思うけど、頭の買い方が難しい。

 

大まかに分けるとこんな感じか。(一部の馬のみ)

 

スタート

ハナをとるのはロードヴァンドールで間違いないでしょう。ノーブルマーズが暴走しなければ。

 

1コーナー~向こう正面あたり

ロードヴァンドールに続いて、ノーブルマーズ→ガンコ→トーセンバジルとなりそう。ただ先行馬の前走と前々走のペースを見ると、ハイペースにはならない。むしろスローペースになって、先行馬有利の展開に。

 

中団からはソールインパクト→ゼーヴィント→チェスナットコート→サクラアンプルールといったイメージ。キセキは後方から2,3番手くらいかな。

 

向こう正面~直線

徐々に後続の馬が仕掛け始めると思うけど、マクリそうなのはゼーヴィントとソールインパクト。キセキも仕掛け始めるけど、4コーナーではまだ7,8番手あたりで上がり勝負。

 

ただスローになった分、先行馬もよく伸びるはず。まず、坂があまり得意ではなさそうなロードヴァンドールが徐々に後退。トーセンバジルとガンコが伸びていく。

 

その後に好位からゼーヴィント、ソールインパクト、サクラアンプルールが伸びてきそう。ただゼーヴィントは距離が足りない。ソールインパクトもコーナーが多い中山2500mに対応しきれないと予想。

 

直線~ゴール

トーセンバジルとガンコの叩き合いを、好位からサクラアンプルール、大外からキセキがぶん回してくる。ルメール次第ではあるけど、キセキは間に合わないと予想。

 

しぶとくトーセンバジルがそのまま伸びて頭でゴール。末脚鋭いサクラアンプルールが2頭に割って入って2着。少し垂れて3着にガンコ。

 

といった流れになるとおもいました、まる。

 

 

 

長くなりましたが、以上日経賞の分析と解説でした。