ウキウキぐろっさの競馬予想

データ派(ガバガバ)のレース展開予想を解説するよ

2018/03/18(日)阪神大賞典・スプリングS回顧

レース映像見て思ったことを簡潔に。

 

阪神大賞典

1着 レインボーライン

2着 サトノクロニクル

3着 クリンチャー

4着 アルバート

5着 カレンミロティック

タイム 3.03.6。

 

逃げ馬がいたおかげでペースはミドルに。過去10年では、昨年のサトノダイヤモンド(3.02.6)に次ぐ好タイム。

 

レース展開

わりと想像通りになったと思う。

 

ムイトオブリガードが先行したのは完全に読み違いだった。同馬が逃げ馬についていったおかげで、クリンチャーも掛かり気味になって結果が変わった気がする。(武豊騎手のコメントでは「馬が1週目でレースが終わったと勘違いした」らしいです。)

 

推奨馬の振り返り

アルバート

展開は予想した通り、後方から直線にかけての差し。いっくんがまたやらかしたのかと思ったけど、レース映像見たら普通に乗ってる。

 

それよりも、直線向いてからアルバートが本気で走ってない印象が強かった。加齢の衰えなのか、同馬にとって3000mが短すぎたのかわからない。ここ1年半は、ステイヤーズSダイヤモンドSしか勝ってない(他は馬券外)から、馬がズブくなっちゃったのかな?

 

レインボーライン

直線坂の伸び見て、岩田がキノコ使ったのかと思った。現5歳(ディーマジェスティ世代)が勝ったのは個人的にちょっと嬉しい。

 

4コーナー手前から外を回って、直線向いたら3番手くらいの位置。強い内容の走りに見えた。

 

岩田騎手の狙い通りかはわからないけど、直線で内側に寄ってサトノクロニクルの進路を塞いだのも見事でした。

 

▲サトノクロニクル

もうちょっと前目で行くかなと思ってたけど、好位差しの競馬で、こちらも勝ち馬と同じくらい強かった。

 

直線で進路が塞がれなければ、1/2馬身差くらいまで行ったと思う。ラスト50mの伸びはそれくらい良かった。距離がもう少し伸びても許容範囲なので、次走も人気薄なら期待したい。

 

カレンミロティック

これといった見せ場はなかったものの、アルバートとはクビ差の5着。まだまだ馬に走る気はあるみたい。

 

ただしテンが早くないので、今後はゆったりしたレースで展開が向けば…といったところでした。

 

スプリングS

1着 ステルヴィオ

2着 エポカドーロ

3着 マイネルファンロン

4着 バールドバイ

5着 レノヴァール

タイム 1.48.1

 

時計は平均的。

 

エポカドーロ勝ったと思った。そしたらステルヴィオがわけわからん瞬発力で差しきった。レース映像見たけど、ムチいれた瞬間にキノコ使ってるアレは。

 

1,2着とそれ以外って印象がしたレースだった。3~8着は0.2秒内の着差でほとんど差がない。

 

レース展開

案の定コスモイグナーツが逃げて、1000m59.6秒のちょい早ペースに。ラジオで聞いてたんだけど、4コーナーで7馬身差とか聞いて「まじ?」と思った。

 

あまり予想してなかったから他に書くことがない。

 

推奨馬の振り返り

◎ルーカス

うーんこの。

 

スタートで位置を下げていって、ステルヴィオよりも後ろからの競馬。最後の坂で外からごぼう抜きかと思いきや、直線内に入れて馬群の中に沈んでいった。

 

デムーロも「明確な敗因がわからない。もしかしたらメンタル面かも」と言っているように、レースそのものにあまり意欲的ではない様子。モーリスも古馬になってから覚醒したし、クラシックは参加せずにゆっくりと成長していってほしい。

 

マイネルファンロン

ステゴ産駒ということもあって、中山は向いているのでしょう。主戦の柴田騎手が同馬をよく理解していたことも大きかったと思う。

 

差のある3着ではあったけれど、道中ずっと外目から4,5番手で回ってきてる。4コーナーあたりでもカーブで膨れた前のエポカドールの影響を受けないよう、少し抑えてから直線で再加速。

 

インでロスなく走って僅差の4着だったバールドバイと比べると、実力差はそれ以上あるということがわかる一戦だった。

 

前走や前々走ではジェネラーレウーノやギベオンにも0.1秒差の競馬をしているので、隠れた実力馬。今後も人気薄なら期待。

 

▲ビッグスモーキー

インで先行できたのは良かったけど、4コーナー手前でムチ何度も入れてたように早い展開は同馬には向かない様子。芝で続けるなら距離延長をする必要がありそう。

 

でも、これで次走距離延長して人気が落ちてくれればチャンス。

 

△ゴーフォザサミット

後ろ過ぎた、これに尽きる。13頭立てとはいえ、流石に中山で4角後方2番手は末脚オバケじゃないと間に合わない。田辺騎手は4コーナー手前の絶妙なタイミングで仕掛けてはいるんだけど、めちゃくちゃムチうってもほぼ反応がなかった。

 

3走前の中山未勝利戦は相手が弱くて勝っちゃったけど、たぶん坂が苦手。コーナーの少ない東京や新潟のほうが良い結果を出せるでしょう。

 

☆ステルヴィオ

瞬発力に自信ニキ。ルメール騎手もそれをよく理解して騎乗したようで、価値のある大きな1勝だったように思います。

 

レース後コメントでも言っている通り、今まで位置取りが後ろ過ぎたというのも今回で解消できた。ペースが流れて好位差しが活きる理想的な展開になれば、皐月賞でも良い結果を見せてくれるはず。

 

以上、阪神大賞典スプリングSのレース回顧でした。変なとこあったらご指摘お願いします。